竜南こども園の子ども達
ブランコを勢いよくこぐ子や、自分の番がくるのを楽しみにしながら待っている子。畑の土や砂、木などの素材や園庭に咲く様々な草花等を使って友達同士でおままごとを楽しんでいる子。裸足で歩いたり、寝転んで芝生の感触を楽しんでいる子。一本歯の下駄を履いて得意げに歩いている子。河津桜のデッキで横になり、のんびり日向ぼっこや友達との会話を楽しんでいる子。ビオトープのデッキで腹ばいになり夢中になって生き物を探す子など、季節感と生命感あふれる園庭で、年齢やクラスの枠にとらわれず、毎日子ども達が五感を最大限に使いながら夢中になって自分の好きな遊びを楽しむ姿が見られています。
自分のお気に入りの場所や大好きな遊び、友達と一緒だから楽しめる遊び、そして試したり挑戦できる遊びなど、園内は子ども達の発想から生まれる無限の遊びの可能性を秘めています。そして自然物を中心に作られている園庭環境はずっと同じではありません。季節や天候、時間、そして子ども達が自ら関わり、その発想力をもとにして日々変化・進化していく園庭は、子ども達にとってのまさに「生きた遊具」です。既成の総合遊具だけでは得られない多種多様な動作と変化の中で、あらゆる運動欲求を満たすとともに、子ども達一人ひとりのあふれる好奇心や探求心をしっかりと受け止め成長へと繋げていきます。
子ども達にとっては「遊び」が「学び」。室内遊びにおいても園庭遊びにおいても、子ども達が目を輝かせて主体的に環境に関わり、自ら学び育ち、必要な力を獲得していけるような、そんな魅力的な環境づくりをこれからも行っていきます。
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